自民党の西田昌司参院議員が、「今のままでは参院選を戦えない」と石破首相の退陣を求めた事がトピックになっています。
しかし、長くこのサイトを読んでる方の中には、「西田昌司」という名前に「石破茂と同じ種類のトラウマ」を抱いている人もいるのではないでしょうか?
西田議員は2012年に「女性宮家創設」に賛成するビデオレターを公開(同時に「旧宮家系国民男子の皇籍取得」に否定的)したものの、ネトウヨからの非難殺到によって一週間で「旧皇族復帰が大前提」という所まで意見を後退させています。
詳しくは、13年前(!)のトッキーさんのブログをご覧ください。
なんだかこの辺り、自民党の総裁選にあたって、皇統問題に関するスタンスを丸ごと放り捨てた石破茂と非常に近いものを感じ、脳内にフラッシュバックが生じます。
西田昌司はその後、下記のよしりん先生のブログ(7年前!)にもあるように
「権力保身主義者」へと成り果てています。
西田、石破のどちらも、信念を貫く胆力を持たず、公よりも狭い狭い自民党世間でのゴタゴタの中に閉じこもって蠢く小物だったようです。
「今のままでは参院選を戦えない」から党首を変えようって…。一億歩譲ってそれが本音だとしても、それを聞いて国民がどれだけシラケた気持ちになるか1mmも想像できないのは、狭い世間に骨の髄まで浸っていたからに他なりません。
自民党には、強い個をもって公のためにダイナミックに動ける人材はいないのでしょうか?